国産エアロがCクラスカスタムに火を付ける。|Mercedes-Benz C200|Reve Design

 

日本生まれのエアロブランド、レーヴデザイン。 その新作は、新型国内導入が決まったCクラスの先代モデル。 手の届きやすくなった人気モデルを、アグレッシブに攻める。 ハーフスポイラーながら、張り出し感や立体造形は必見だ。

 

国産新鋭ブランドが手がける W205用ハーフスポイラー。

 

レーヴデザインは日本発の新鋭エアロブランド。なかでもメルセデスに特化しており、これまでにAクラス、CLA、CLAシューティングブレークとCセグメントを中心に展開してきた。そして新たにリリースするのが、メルセデスの中核といえるCクラス(W205)用プログラム。過去作はすべてフルバンパータイプを採用してきたが、本作はCクラスのキャラにあわせてフロントハーフタイプを採用しているのが特徴だ。
ただし、従来のバンパーに比べてデザインの自由度が低下するハーフタイプではあるものの、工夫を凝らすことでデザインコンセプトは継承しており、レーヴデザインらしい装着感のあるメリハリの効いたシルエットとなっている。たとえば、エアロ全体を通してフラップ形状が取り入れられているが、ノーマルバンパーの下に貼り付ける一般的なフラップでは表現しきれない、張り出し感や立体的造形にこそ同ブランドの魅力が表れている。フロントハーフを例にとると、両サイドはフラップ+カナード形状で実にスポーティーに設計されているが、一段下げた中央部は前に突き出す形にすることで、グッとボリューム感を高めることに成功。さらにカナード側面にはサイドスカートとの繋がり感を求めた突起を設けるなど、全体のまとまり感を強く意識した設計も持ち味だと感じた。
また、サイドスカートは純正交換タイプとすることで、アーチ状の引っ込みが付けられ、結果としてフラップの存在感を強調。リアディフューザーは3分割構造とし、側面のフラップイメージから大胆なディフューザーに移行するアグレッシブなデザインを生み出した。さらにCLSなど現行モデルを意識したトランクスポイラーや、純正バンパーに貼り付けるリアバンパートリムなど、さり気ないなかにアレンジの効いたアイテムを用意するあたりにも、新鋭らしからぬ抜かりのなさがみてとれる。
ちなみにデモカーのベースグレードはC200AMGパッケージだが、180とC43にも装着可能とのことで、このあとすぐにワゴン用のパーツ開発に移行し、ゆくゆくはクーペ用プログラムも予定しているとのこと。メルセデス用のエアロパーツというと、どうしてもカスタム意欲の強いGクラスやSクラスに集中し、本来ボリュームゾーンであるCクラスになると選択肢がない状況が続いてきたが、本ブランドの登場により、徐々に環境が変わることに期待したい。

実際にはボリューム感アップを意識して設計されているのだが、離れた位置からスタイリングを見ると、スポーツ感を高めた純正+α的な収まりの良さがみてとれる。

 

ホイールはロハナホイールRFG11。サイズはフロント20×8.5、リア20×9.5を装着。あえて鍛造モデルをグロスブラックでペイントしていた。

 

トランクスポイラーは現行CLSなど最新メルセデスが取り入れる台形デザインを採用。淡白なノーマルリアのイメージを一変させる3分割構造のリアディフューザーも見どころだ。

 

ステンレス製のオリジナルエキゾーストはエンド部をチタンブルー+カーボンパイプでデコレート。Cクラスはフランジタイプのため、リアピースのみ交換することが可能だ。

 

アイデンティティーでもあるフロントの張り出したデザイン。今作はハーフタイプのためデザインが難しかったそうだが、純正バンパーに馴染む設計となっている。

 

サイドスカートはデザインの自由度を優先した交換タイプを採用。そうすることで立体感の演出が可能になり、どうしてものっぺりしがちなサイドに抑揚が生まれた。

 

 

PRICE LIST
フロントハーフスポイラー 12万1000円
サイドステップ 9万9000円
リアディフューザー(3P) 14万3000円
トランクスポイラー 8万2500円
リアバンパーサイドトリム 2万5300円
3Pセット(F/S/R) 31万9000円
4Pセット(F/S/R/W) 38万5000円
エアロ専用カーボンマフラー&ストレートパイプ(競技用) 26万1800円

 

 

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掲載:Mercedes Stylebook. 2021年8月30日発売(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

問い合わせ/Reve Design ☎0725-39-5555 revedesign-japan.com

photo&text_浦野浩之 URANO HIROYUKI